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吊りハンガーショット(塗膜剥離)作業
おはようございます。朝日塗装(株)小川です。
新年が明けて早や16日となりました。先週後半からまたずいぶん暖かくなって土日曜日なんて15度以上の春のような温かさでした(++)!?でもでも…今週はまた寒くなるようですよ…上がったり下がったり(==)インフルエンザも流行しているようですし風邪にも気を付けて過ごしましょう!
さて本日は…塗装屋には欠かせれないハンガーのショット作業です。ちなみに・・・ハンガーというのはA,Bラインおよび第二工場で行っている塗装(静電塗装)で商品を吊るすためのもの(ハンガー)です(タコとも言います)。当然商品を塗装する際にハンガーにも塗料がかかってしまいます。以前にもお話しましたが静電塗装というのはハンガーを通して商品が(+)電気を帯び、また塗るための塗料にもガン(機械)を通して(-)電気を帯びさせてその+-の電気の力で塗料が商品に吸い寄せられる(付く)のですがハンガーに塗料がついていると電気を帯びさせることが出来ません。よってハンガーに付着した塗料を剥離させています。画像は塗料がついた状態でこのまま塗装をすると色々な問題(塗装不良)が出る可能性があります。
ショットをする前とした後の状態です。塗膜(色)が取れているのがわかるでしょうか?この状態にするためにはショット機を結構な回数と時間を必要とします。
ここまで取れれば安心して塗装を行うことが出来ます。塗装というのは塗るだけではなく塗るためのこういった裏方の仕事がとても多くまたこういった作業ほど手間と時間がかかるんです。。。当社では毎日2台の機械を使用して剥離作業を行っています。手間をかけることで塗装が出来ているんです^^
またこういった裏方の仕事を今後も紹介してますます当社を理解していただけるよう頑張りますのでよろしくお願いしますm_ _m
金属製品、部品の粉体、溶剤焼付塗装に関しては何なりとご相談ください。当社営業マンが随時対応させていただきます!